おしらせ

大学入学共通テストで記述式試験の導入を延期

2020年度から大学入試センター試験に代わって始まる大学入学共通テストで導入予定だった国語と数学の記述式問題について、萩生田光一文部科学相は17日の閣議後記者会見で、延期すると発表した。安倍政権が推進する大学入試改革の象徴でもあった共通テストは英語民間試験の活用と記述式問題の導入という2本柱が折れることになった。(毎日新聞)

この判断について教育業界ではおおむね歓迎されています。そもそも50万人規模の採点において正確性、公平性を担保できるとは到底思えない、というのが多くの識者の見解です。記述式試験については現在ほぼすべての国公立大学の二次試験で実施されており、もし今後の入試改革を目指すのであればまずは私立大学から変えていくべきだ、との意見もあるようです。